1982年ザ・ジャムを解散し、ミック・タルボットと言う相棒を得て、新たなる道を歩み始めたポール・ウェラーが結成したザ・スタイル・カウンシル二枚目のアルバム「アワ・フェイバリット・ショップ」に収録されている、この「シャウト・トゥ・ザ・トップ」はザ・スタイル・カウンシルの代表曲と言っても過言ではない名曲です。
ザ・ジャム後期より、顕著に表れていたブラックミュージックへの傾倒、そしてロック離れ。次の活動をオルガン奏者であるミックとのユニットとし、他は流動的なメンバーでシングル中心の活動をして行くと宣言後、次々とシングルをリリースし、自らの音楽を模索して行った過程の中で、できた名曲です。
この時期のスタカンの曲は、特に名曲と言われるものが多く、未だに一作目のアルバム「カフェ・ブリュ」と二作目の「アワ・フェイバリット・ショップ」をベスト盤に上げるミュージシャンがたくさんいますし、1985年当時、一番オシャレでヒップなスタイルと言われたそのサウンドは、今聞いても充分かっこ良く、色褪せる事はありません。時代と供に風化していない、今の時代でも通用する洗練されたサウンドと言えると思います。
さて、この曲の魅力ですが、まずこのイントロから完全にノックアウトって感じです。当時、たくさんのアーティストが真似した「チャチャチャッ」のアクセントからして、めちゃくちゃかっこいい。真似したくなる気持ちがわかると言うものです。
そして、メロディー、てっぺんまで駆け上がれと歌われる歌詞、ポールがロックにうんざりしザ・ジャムを解散した後に出した、一つの答えがここにある気がします。
モッドとは何か?その精神を考えさせる、疑いようのない名曲「シャウト・トゥ・ザ・トップ」をぜひ聞いてみてください。
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